学校で集めたエコキャップが学校で使う黒板消しへ。日本理化学工業、障がい者が紡ぐリサイクル

学校で集めたエコキャップが学校で使う黒板消しへ。日本理化学工業、障がい者が紡ぐリサイクル

粉の出ないチョークで、国内シェア1位を誇る日本理化学工業

201610-05-02

画像は日本理化学工業ホームページより

日本理化学工業が製造する「ダストレスチョーク」は、粒子が重いため、粉末が飛散せず、着衣や内を汚さないのが特徴。食べ終わった後のホタテ貝殻を再生活用するチョークで特許を取得し、エコだけでなく、ホタテ貝の粒子により書き味も向上しています。

短くなったチョークは、砕いて粉にすることで、植物栽培の土壌改良として活用できます。学校にとって、とてもエコで循環的な製品になっています。

学校で集めたものを学校に循環するエコな黒板消し

201610-05-03

ECORACYを運営する湘南貿易は、エコの機械をキッカケに、日本理化学工業と出会い、このオレンジの持ち手に着目しました。黒板消しの上部のオレンジの持ち手の部分。原材料はPP。PPとはポリプロピレンです。

ポリプロピレンと言えば、ペットボトルのエコキャップも同じ原料でできています。そして、学校では、リサイクル活動の一環で、エコキャップを集めるという動きが盛かんでした。

学校の授業ではなくてはならない黒板消し。学校で集めたエコキャップで、学校で必要な黒板消しを作ることができれば、リサイクルとしてはとても素晴らしい。「学校で集めたものを学校に返す」という流れは、リサイクルをしている子供たちも、エコキャップを集める意義、必要性、喜びを感じられます。

あまり原材料としてこだわっていなかった黒板消しの持ち手を、エコキャップを原料にしたリサイクル品にしたのです。

黒板消しとなるエコキャップには選別が必要

201610-05-04

こちらの写真の奥のオレンジのエコキャップと、手前の水色のエコキャップに入っているギザギザの線に注目して下さい。線と線の間隔が違いますよね。

間隔が細かいギザギザのキャップがポリプロピレン製
間隔が太いギザギザの蓋はポリエチレン製

であることが多いようです。

エコキャップの選別は、湘南貿易で取り扱っている機械で行うことができるのですが、この工程を「手作業」にすることができれば、雇用を生み出すことができます。

日本理化学工業は、障害者の雇用を積極的に進める企業の草分け的存在

201610-05-05

画像は日本理化学工業ホームページより

会長の大山泰弘さんは、障がい者2人の少女を2週間のみの研修のつもりで受け入れましたが、一生懸命働く2人の姿に心を打たれ、それがきっかけとなり、次第に障害者を雇用するようになったそうです。

黒板消し製造の過程の1つであるポリプロピレンとポリエチレンのエコキャップを選別する作業が障がい者への雇用を生み出しました。

物事は人と人のつながりでできている

201610-05-06

学校で使ったものを正しく集める。集めたものが障がい者の元へ届き、正しく選別される。正しく選別されたものが、また、学校にとって必要なものへ変わってやってくる。それを知って、さらに物を大切に使う。

あらゆる「物と事」は人と人のつながりがあるからこそ、きちんと紡ぐことができます。湘南貿易では、様々なエコの活動を大切にし、エコを通して、これからも社会へ様々な物事を紡いでいきたいと思います。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK