世界遺産サクラダファミリアの魅力について

世界遺産サクラダファミリアの魅力について

サクラダ・ファミリアとは何?

サクラダ・ファミリは教会です。2005年にユネスコの世界遺産に登録されています。

サクラダ・ファミリアってどこにあるの?

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サクラダ・ファミリアはスペインのバルセロナにあります。

サクラダ・ファミリアは誰が作ったの?

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スペイン、カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディが作りました。

アントニ・ガウディはバルセロナのグラシア通りにある建築物「カサミラ」も作り、1984年にユネスコの世界遺産に登録されています。

サクラダ・ファミリアって未完成なの?

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サクラダ・ファミリアは着工されてから130年以上経った現在も、まだ建設が続けられています。

そのため、1世紀以上も前の建築物なのに新鮮で革新的な景色が異彩を放っています。

完成は2026年とされています。

なんで建設から100年以上経っているのに、サクラダ・ファミリアって未完成なの?

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サクラダ・ファミリアは着工直後に、建材を巡って建築家と施工主の意見が対立。そもそも、最初は建築家はアントニ・ガウディではなく、トラブルの末に、彼に白羽の矢が立った形になりました。アントニ・ガウディも当初は10年で完成する見込みだったようです。

しかし、ガウディの大幅なデザインの変更により、建設の遅れは加速していきます。規模が大きくなり、膨大で壮大で複雑になり、そのままガウディが死んでしまい、さらには、スペインの内戦で、模型や図面が壊れてしまいます。

加えて、建設費用の資金不足や財政赤字、積もり積もって建設がどんどん遅れていきます。

サクラダ・ファミリアは目で楽しむものだけでなく、建築物として出来上がる過程の歴史を紐解いていくと、さらに味わい深いものになります。

サクラダ・ファミリアの内装は?

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サクラダ・ファミリアは教会なので、内装は長崎の大浦天主堂を意識してもらうと、イメージがしやすいのではないかと思います。建築者のアントニ・ガウディは聖堂の内部構造の研究に力を注ぎ込みました。柱のモデルにしたのは、自然の樹木。柱は少し傾斜をしながら枝分かれしていて、それぞれの小枝が強大なアーチ型の天井を支えています。

サクラダ・ファミリアとステンドグラス

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ステンドグラスから透過する光が織りなす色合いは、壮大かつ煌びやかで、アーティティックながら、温かさに溢れています。

サクラダ・ファミリアの天井は?

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聖堂内部はアントニ・ガウディによる1922年の最終設計図案に基づいて建設されました。樹木のように枝分かれした柱が天井を支える構造になっています。

夜のライトアップされたサクラダ・ファミリアは圧巻

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ライトによってできる陰影で多数の彫刻群が圧倒的な迫力で浮かび上がります。

サクラダ・ファミリアにそびえる「受難のファサード」

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ファサードとは建物の正面という意味です。カラフルなモザイクを施すのはアントニ・ガウディの特徴的な表現と言えます。

サクラダ・ファミリアには、受難のファサード以外にも、生誕のファサード、栄光のファサードがあります。

生誕のファサードとは?

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別名「生命のファサード」、「喜びのファサード」ともいわれ、神の御子(神の子)の誕生がテーマになっています。三角形状切り妻の大祭壇の入り口を囲む塀に新約聖書に基づくキリストの誕生から青年期までの物語が多様な装飾彫刻によって表されています。

生誕のファサードが教会の東側に設計されたのは、キリストの誕生を想起させる朝陽とシンクロさせるためです。

栄光のファサードとは?

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教会の正門に当たる建設中のファサードです、地中海に向く南側に位置します。前の道路の先に住宅の区画があり、2000世帯以上の立ち退きが問題になっています、完成すれば、7つの入り口が人々を迎え、4本の塔を白い雲の彫刻が取り巻きます。

最後に

以上、世界遺産サクラダファミリアの魅力についてお伝えしてきました。建築物は出来上がった背景や歴史を追っていくと、1つの建物が出来上がる凄みがより理解できるようになります。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。




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