エコドライブってどんなドライブ?

エコドライブってどんなドライブ?

エコドライブの概要

エコドライブとは文字どおりエコなドライブ。地球に優しい環境に配慮した車の運転のことを言います。

エコドライブの発祥

エコドライブの発祥は、2003年に、警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省で構成される「エコドライブ普及連絡会」が設立されたことに始まります。

2005年閣議決定した「京都議定書目標達成計画」では、「環境に配慮した自動車使用の促進」が施策に位置付けられました。

一人一人の車の使い方を見直すことが、地球温暖化を始めとする環境問題への改善に重要であると判断したということです。

エコドライブは「一人一人の小さな蓄積が環境を大きく左右する」という環境意識を持つという点でも非常に大切だと言えます。

エコドライブは具体的に何をするのか?

エコドライブとは言ってしまえば、燃費の良い運転です。燃費が良ければ、ガソリンを効率よく使うことができます。また、無駄なガスの排気を防ぐことができます。

エコドライブ普及推進協議会がリリースしている「エコドライブ10のすすめ」を参考にすると、エコドライブとは下記のような方法を実践した運転になります。

img src=”httcoracy.com/wp-content/uploads/2018/05/bmw-2964072_1280.jpg” alt=”bmw-2964072_1280″ width=”1280″ height=”853″ class=”aligncenter size-full wp-image-1405″ />>エコドライブの具体的方法

・優しくアクセルを踏む
・車間距離をなるべく大きく取る
・加速と減速を少なくする
・減速時に早めにブレーキを放す
・エアコンは適切に使用する
・停車時はエンジンを切る
・渋滞時を避けて出掛ける
・無駄に荷物を載せないようにする
・駐車場所に配慮する
・タイヤの空気圧を適性にする
・車をきちんとメンテナンスする
・マイカーの燃費を正しく理解する

上記のエコドライブ具体例から言えることは、なんとなく使っていた車に対して、もっと知識を身につけ、配慮するだけでも立派なエコドライブと言えますよね。

そもそも環境負荷の低い車を購入すること自体が、何よりのエコドライブになるとも言えるかもしれません。

エコドライブでどれだけ変化があるの?

最初の5秒で約時速20kmのアクセル発進を心掛けると、燃費が約10%改善します。

また、加速と原則の差を減らすことで、市街地で約2%、郊外で約6%の燃費が改善されます。

停止時に早めにアクセルを放すことで、エンジンブレーキを効率よく利用できれば、約2%の燃費が改善します。

エンジンを掛けずに10分間停車していれば、エンジンを掛けてて停車している時よりも、130ccの燃料が浮きます。

渋滞や道に迷うことで、約1時間当たり10分の余分な走行をすると、約17%の燃費消費量が増加します。逆に効率よい運転をすれば、それだけ燃費消費量の効率が高まります。

車の荷物は、100kgの荷物を軽減できれば、約3%の燃費が向上します。

小さなことかもしれませんが、そうした1つ1つの車への行動を多くの人が配慮すれば、大きく積もって、大きく環境は変わるのです。

人と人が大事に接するように、車と自然も大事に接していく

安全第一は前提ですが、車を乗っている時も、車に自我があるように捉え、自然と絶えずコミュニケーションを取っているという認識が、環境へやさしい行動を取る一番のモチベーションになると言えます。

1つのエコの意識が変われば、別の場所でもエコを意識した行動を取ることができるようになります。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい




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