ニュージーランドのテカポ湖

ニュージーランド南島のカンタベリー地方、クライスチャーチから西に約200kmの場所に位置します。バスで向かうのが一般的で、所要時間は3時間20分ほどになります。

世界遺産級の美しいミルキーウェイを放つテカポ湖の星空

普通、世界遺産の認定と言えば、その国の文化によって作られたものが認定の対象になりますが、テカポの星空はその美しさがゆえに、地元住民が星空そのものを世界遺産にしようと運動を起こすほどです。

国際ダークスカイ協会から金賞を認定を受ける

テカポ湖の夜空は、夜空と天文の保護活動をしている国際ダークスカイ協会から、星空保護区の中で金賞に認定されました。

テカポとは先住民の言葉で「夜が眠る場所」という意味です

「夜が眠る」という表現は深いですね。私たちを眠りに誘ってくれる夜ですら眠るほどのダークスカイと静寂を先住民が見事に表現していると言えますね。

肉眼で確認できる限界の6等星を視認できる世界でも数少ない場所

南十字星やケンタウルス座、カメレオン座などが肉眼で容易に確認できます。4～5等星ははっきり見え、肉眼で見える限界と言われる6等星が視認できるほど、星屑が明るく映し出されます。

ニュージーランドの空がオススメなのは、圧倒的に晴天率が高いから

ニュージーランドは世界的に見ても、晴天率が高く、また、星空鑑賞に適した環境条件が整っています。

テカポ湖に隣接するブカキ湖の隣にあるマウント・クックは標高3,724m

テカポ湖からの星空も素敵ですが、隣町のマウント・クックの星空からは、南十字星を見つけることができます。空に突き刺さるような感覚を味わうことができますう。

湖畔にあるグッドシェパード教会も有名

森の中、湖畔に質素さと荘厳さを織り交ぜ佇むグッドシェパード協会。開拓者のために付近の石を集めて建てられた教会で、「善き羊飼いの教会」と呼ばれています。

ミルキーブルーと美しい善き羊飼いの教会のコラボがさらに美しい景色を織り成す

夜のミルキーブルーも幻想的ですが、昼空のミルキーブルーは、とっても爽やかで心地よい景色を演出しています。石造りの美しい善き羊飼いの教会とすごくマッチしています。

最後に

以上、世界で一番美しい星空＆夜空のニュージーランド「テカポ湖」の絶景写真を10枚ご紹介しました。日本に住んでいると、忙しくて夜空を眺めることすら忘れてしまいますよね。

まずは、自分の住んでいる地域の景色を大事にすることから始めてみると、観光地の絶景の感動もひとしおかもしれませんね。