風力と太陽呼応のコラボ!初めての【ハイブリッド自家発電システム】

風力と太陽呼応のコラボ!初めての【ハイブリッド自家発電システム】

こんなことを考えたことはありませんか?

風力発電の羽に太陽光電池を付けたら、一石二鳥、効率よく電気を集められるのになぁ。

皆さんも、水力発電、火力発電、原子力発電、風力発電、地熱発電、太陽光発電などが、一つではなく、組み合わせて行えればいいのにと思ったことはありませんか?

近年注目されているエネルギー発電に、ハイブリッド自家発電というものがあります。
ハイブリッドとは、2つ以上の異質のものを組み合わせ1つの目的をなすことです。

水力発電、火力発電、原子力発電、風力発電、地熱発電、太陽光発電の中で、ハイブリッド可能と言えば、私が最初に想像したように、風力と太陽光が浮かびますよね。

そうなんです。実際に、太陽光と風力のハイブリッド自家発電は様々登場しています。
そこで、今回は、太陽光と風力のハイブリッド発電について、掘り下げていきたいと思います。

その1、「風光ハイブリッドコントローラー」

ハイブリッドと一口に言っても様々な方式がありますので、一つずつハイブリッド方式を説明していきたいと思います。

まず、一つ目が風力発電機と太陽光発電機のコントロールをハイブリッドにするというものがあります。

これは、発電機自体は別々にあって、ハイブリッドコントローラを使って、両者を一括正業するというものです。

その2、「風光ハイブリット発電装置」

一つの発電機に、太陽光発電と風力発電機を導入したものです。
形としては、風力発電機の邪魔をしないスペースに、ソーラーパネルが付いているイメージです。

風光ハイブリッド発電機はメーカーによっては、風力発電の機能性が高いもの、太陽光発電の機能性がたかいもの、両者のバランスを取ったものなど、様々なに存在します。

ハイブリット発電のメリット

ハイブリッド発電のメリットは、一言でいえば、両者のデメリットを打つ消しあって、強固なエネルギー供給システムを可能にするということです。

風力と太陽光がハイブリッドになると、

.・雨の日でも、風さえあれば発電できる
・風が無くても、太陽が出ていれば発電できる

ということが可能になり、環境に強い発電形態が可能になります。

さらには、ハイブリッド発電というと、複雑なイメージがありますが、太陽光発電も、風力発電も仕組みが非常に分かりやすいため、発電量のアップの施策もお手軽です。

自然エネルギー機器で発電量を増やしたい時には、機器を増やすというのがもっとも有効な方法で、太陽と風力のハイブリット発電は、機器を増やすことも難しくありません。

意外にも大事なやる側のモチベーション

ハイブリッド発電は、目で見て変化を楽しめる発電形態です。太陽光発電だけを行っていて、それから風量発電とのハイブリット形式を選ぶという個人や企業の方が多いようですが、これは風力発電のエネルギーの流れが目で見えるからです。

日本人は風を愛する国民性なのかもしれません。
その一つに風鈴がありますよね。
あれは、風鈴そのものの見た目と動き、そして、音を楽しむものですが、風を可視化して楽しむ文化とも言えます。

そういった意味では、太陽光発電が一般的には再生可能エネルギーとして、個人や企業に導入されがちですが、風力発電もかなり魅力的です。

景観を崩さずに、逆に景観を心地よくするような風力発電もありますから、ハイブリッド発電が注目されるにしたがって、風力発電そのものの魅力も、もっと浸透していくでしょう。

東京ドーム17個分に相当するハイブリッド発電所

たはらソーラー・ウインド発電所は、2014年10月に国内では珍しい太陽光と風力を併設したハイブリッド型の発電所を作りました。
東京ドーム17個分相当の80平方メートルの敷地に、4種類の太陽光パネルを敷き詰め、敷地の端々に間隔を置き、風力発電を設置。

太陽光で50MW(メガワット)、風力で6MWの発電能力があり、年間に6750万kWhの電力を供給することができるそうです。

ハイブリッドを見越した自家発電形態を

以上、今回は太陽光と風力のハイブリッド自家発電について説明してきました。

電力の発電形態は時代とともに急速変わっていく可能性があります。
新しい再生エネルギーが登場するかもしれません。
または、既存の発電に新たなハイブリッド方式が加わるかもしれません。

電力発電を導入する個人や企業の方は、長期的に持続可能か、、持続変換可能か、持続効率的か、などいったポイントを見極める必要があります。

せっかく導入した自家発電が、数年後には古くなり、時代とマッチせずに、非効率で、アップデート不可であっては意味がありません。

未来のエネルギー事情も考慮した自家発電機を選ぶようにしてみて下さい。




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