深海にホテル?リアル竜宮城を作ることは可能?

深海にホテル?リアル竜宮城を作ることは可能?

深海にリゾートホテルが出来て、楽しむ住むことができたら、すごく楽しいですよね。まず、深海にリゾートホテルを作るにしても、深海まで行く交通手段が必要になります。

水中飛行機

150万ドルの複座式の水中飛行機「スーパー・ファルコン」を操縦すれば、サンゴ礁の美しさを見たりイルカと戯れたりすることができるそうです。

空を飛ぶじゃなく、海を飛ぶ。そんな新感覚なことができる時代になっています。

プライベート潜水艦

潜水艦「トリトン36000/3」は水中飛行機より深い約122メートルまで潜り、海の最も深いところまで行くことができるそうです。価格は150~250万ドル。今後、自動車並みの値段にまで下がっていくのか、免許などの仕組みがどうなるのかも楽しみです。

深海に泊まれる?ポセイドン・アンダーシー・リゾート

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画像はposeidonresortsより

5つ星の超豪華ホテル「ポセイドン・アンダーシー・リゾート」は、「海の王者になったような気分」が味わえる夢が詰まったホテル。

水中の世界を室内に居ながら楽しむことができ、1週間の宿泊料がなんと約120万円!
一言でいえば、「水深12mの海中に浮かぶカプセル型客室」ですが、入れば、一つ一つの空間に酔いしれること間違いなしです。

場所はフィジーのタベウ二島の海底12m。部屋の天井は、ガラス張りになっており、海中を優雅に泳ぐ魚をベッドに転がりながら見ることができるなど、まるで竜宮城。

客室が自動で浮かび上がる安全性

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画像はislandsmagazineより

水中ホテルと言えば、部屋の壁が壊れて、水が入ってきて、ピンチなんてことを想像しますよね。でも、ポセイドン・アンダーシー・リゾートはガラスの部分が、10cmのアクリル製のガラスを使用しており、万が一ガラスが割れても客室が自動で海上に浮かび上がるようになっています。

客室のタイプはビーチ・水上・海底の3タイプ。海底の客室は全部で25部屋あり、海上からはエレベーターで部屋まで行くことができ、外から部屋の中が見えないように設計。

客室の他にレストランやバーも用意されています。宿泊プランは海底ホテルに2泊、地上のバンガローに4泊で1週間というのが通常のものだそうですが、その間食事やワインなどの飲み物が全て無料だそうです

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画像はislandsmagazineより

地球最後のフロンティアと言われ注目されている深海

将来的には深海魚ウォッチングツアーなど、現在のスキューバダイビングよりも遥かに深い水深で多くの人間活動が行われている可能性もあります。

そのため、ポセイドン・アンダーシー・リゾートのように、海の中に宿泊施設を作るということは、本格的に注目を浴びています。

ポセイドン・アンダーシー・リゾートは水深12mだったので、もっと深い場所に宿泊施設を作ることを、多くの技術者が目標にしているでしょう。

海底に長期滞在できる宿泊施設を作るには、高い断熱性能が必要

深海は想像以上に低温。建物には高い断熱性能が求められます。

多くの気泡を含む板状の断熱材を海底深くまで運ぶのは大変です。
現場で材料にスプレーをして、隙間のない高気密・高断熱を実現する新しい断熱材が登場する必要があります。

結果的に水中でも発泡できるようになれば、海底でも、快適な室内空間を作ることができます。

最後に

以上、深海に関する取り組みなどを含めた事例を紹介しましたが、将来的に深海は人間と関わりを持つ空間になっていくでしょう。

海の対局が空だとしたら、人間は地球を飛び出し、宇宙に向かいました。
海の奥の奥の地球の果てに、新たな契機を見つける日も、そう遠くはないかもしれません。




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