「地球温暖化とは」が一気に分かるまとめ集
実際に地球が熱くなっていて、地球が熱くなるとヤバいですというお話
・12万5000年前の氷河期と、現在の平均気温の差が、たった5度
・地球の平均気温は、20世紀の100年間で約0.74度上昇
・東京、福岡では20世紀の100年間で約2.5度以上上昇
・100年間に最大で約6.4度の気温上昇が予測(IPCC報告)
地球の温暖化は、地球がハイペースで熱くなっているということですね。
実際に地球が熱くなると、何がヤバいの?
・海面が上昇と高潮が激化して洪水被害が増大
・異常気象の増大に伴って異常事態が増大
・作物が育たなくなり、食糧不足が増大
・生態系のバランスが壊れて、生活も壊れる
例えば、公共交通機関で「大雪の為 遅延・見合わせ・運休」というようなニュースはよく耳にしますよね。気象・気候は私たちの生活に密接に結びついているわけです。
干ばつ、水資源不足、農業生産減少、熱波死亡、熱波疾病、熱帯性感染症、絶滅危惧種増加など、温暖化はあらゆる環境を左右します。
それは、「ある環境には、必ず温度が存在する」からです。まさに、肌感覚で変わる環境問題、それが地球温暖化と言えるでしょう。
ヒートアイランドや熱中症って本当にヤバいの?
日本では、毎年夏には、ヒートアイランド現象、熱中症の問題がニュースになりますよね。
東京における日最高気温 35℃以上の日数及び日最低気温 25℃以上の日数と熱中症搬送者数の推移
気象庁「異常気象レポート2014」
上記の図を見ても、気温が上昇することで、熱中症が増えることが理解できますよね。熱くなっている日数の増加に比べ、熱中症患者数の上昇が激しいということは、実際の温度よりも、感覚がとても暑く感じたり、暑さが不快だったり、暑さへの負担が大きくなっていることが読み取れますよね。
地球温暖化の原因って?地球の温度がヤバくなる理由
・オゾン、二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスの急増加
・海水が深層に潜り込んで空気を冷やす機能の弱化
「二酸化炭素=温室効果ガス」という観点に立てば、森林伐採も地球温暖化の原因の一つと言えます。森林は光合成を行うことで、二酸化炭素を吸収するからです。
太陽から届く日射エネルギーの7割は、大気と地表面に吸収されて熱に変わり、残りの一部は大気中の温室効果ガスに吸収され、地表を適度な温度に保っています。温室効果ガスの濃度が急激に上昇すると、これまでのバランスを越えて赤外線が温室効果ガスに吸収され、その結果、地表の温度が上昇してしまうのです。
温室効果ガスと地球温暖化の関連性の議論
地球温暖化には、ある一つの議論があります。それは、温室効果ガスがそもそも地球の温暖化に関係しているのかということです。
地球温温暖化に関して中心的な立場である「気候変動観に関する政府間パネル(IPCC)」の見解は、大気中に温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、ハロカーボン類)が増えたことが気温上昇の最大の原因で、かつ中でも二酸化炭素の影響が一番大きいというものです。
その根拠となるのが、19世紀以降の工業化で、大気中の二酸化炭素が約40%増加したというデータで、このことから地球温暖化=二酸化炭素の増加が原因とし、地球温暖化の一般的な考えとなっています。
しかし、以下のような意見もあります。
反対派は気温上昇の最大の要因が温室効果ガスの97%を占めている水蒸気だ、としている。また、地球の気候サイクルがたまたま気温上昇期に当たっているだけであり、人間の活動による二酸化炭素の上昇(これは事実だ)と気温上昇は無関係だという説も主張している。
「地球温暖化はウソ、ホント? 地球温暖化ビジネスで得をする人は誰だ!?」
つまり、地球は熱くなっていくタイミングと、二酸化炭素が増加するタイミングがたまたま一緒で、両者が「現象と理由」の関係ではないという主張です。
地球温暖化については、今後も様々な見解が登場すると思われます。
そこで、今回の記事では、最後に地球温暖化の貴重な情報が公開されているサイトを紹介したいと思います。
さらに地球温暖化について知りたい方へ
1、地球温暖化白書
地球温暖化の原因や対策、影響や国の取り組み、環境問題について個人で出来る対策などが紹介されています。
2、気象庁
地球温暖化は気象の一つ。気象と言えば、気象庁から公開されている情報は要チェックです。
3、環境省
地球温暖化は環境問題の一つ。環境のこと言えば、環境省です。環境省では「地球温暖化の科学的知見」というコーナーがオススメです。
4、パンフレット「STOP THE 温暖化」
こちらも環境省になりますが、一般の方に分かりやすいパンフレットを公開しています。PDFを印刷して読むことも可能です。
最後に
以上、「地球温暖とは」が一気に分かるまとめ集でしたが、いかがでしたでしょうか?環境問題は過去・現在・未来をきちんと見つめていくことで、本質が理解できるようになります。
ぜひ、今回の記事をきっかけに、地球温暖化についても掘り下げてみて下さい。
LEAVE A REPLY