超分かりやすい【ペットボトルのリサイクル循環図(イラスト)】
私たちが飲み物の容器として日頃から重宝しているペットボトルのリサイクル循環をイラストにまとめてみました。ペットボトルはリサイクルの定番ですから、リサイクルの中身を知っておくと、エコに対する理解も深まります。
ペットボトルリサイクルの流れ
ペットボトルは大きく分けると、以下の2つのリサイクルが主になります。
マテリアルリサイクル
ペットボトルは、。シートでは卵パック等の食品トレイや日用品のブリスターパックに、繊維では自動車、インテリア、衣料用の繊維製品に、成形品では回収ボックスや文房具など、様々な用途に使用されています。
ペット to ペット
使用済みPETボトルを原料化(リサイクル)し、新たな食品用PETボトルに再利用する
それでは、各工程について見ていきましょう。
1、消費・廃棄
ペットボトルは正しく捨てることで、後のリサイクルの負担をかなり軽減します。ECORACYでは、以前に「そのペットボトルはリサイクル不可?正しいペットボトルの捨て方」という記事を公開しているので、こちらも参考にしてみて下さい。
2、回収
ペットボトルを回収します。
3、プレス
プレスしてコンパクトにします。
4、破砕・洗浄
洗浄しながら、ペットボトルを細かく砕きます。
上記はプラスチックの素材となるペレットと呼ばれる原料です。ECORACYでは「プラスチックの素「ペレット」ってどんなもの?プラスチックのリサイクルは何が大変なの?」という記事を以前に公開していますので、ペレットに興味のある方は、こちらもご覧下さい。
4、各リサイクル
使つかわれたペットボトルの85%がリサイクルされています。
ペットボトルからどんな製品がリサイクルされるのかというと…
約40%がシート
約40%が繊維
約15%がペットボトル
約5%が文具・資材
になります。シートは卵パックやトレイになります。繊維はTシャツにも使われます。
5、再利用
再利用し、ペットボトルが循環的なサイクルを繰り返します。
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